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トラウマ・うつ・神経症・恐怖症などの心の病について
 摂食障害は、拒食症と過食症の総称なのですが、一般的には行き過ぎたダイエットの結果というような誤解も多いようです。
 摂食障害の本質が理解されていながためになかなか治癒に向かわず苦しんでいる方が多いというのが現状のようです。

 まず、摂食障害とはどのようなものなのか、フリー百科事典『ウィキペディ(Wikipedia)』の説明がわかりやすいので下記に引用しました。

■概要

 クライアントの極端な食事制限や、過度な量の食事の摂取などを伴い、それによってクライアントの健康に様々な問題が引き起こされる。主に拒食症と過食症の総称である。人間関係の問題による心理的なストレスや不適応、コミュニケーションの不全などが原因とされている。依存症の一種である。
 摂食障害は大きく拒食症、過食症に分類される。 また一定時間に渡り、食べ物を口に入れ咀嚼し、 飲み込まずにビニール袋などに吐き捨てるという行動を繰り返すチューイング(噛み吐き・噛み砕き)と呼ばれる行為も存在する。 一見、拒食とも過食とも取られる行為だが、過食症(過食嘔吐)の一部にまとめられる。
拒食症から過食症に移行する場合や、その逆のパターンも珍しくない。

■症状

 症状は、拒食症、過食症などのタイプによっても異なり、また同じ拒食症・過食症などでも、クライアントによって症状は多様である。
 拒食症では極端な食物制限が中核となる。食事を食べているところを他人にみられたがらない場合も多い。その他、体重を減らそうとして運動をするなどの過活動がみられることもある。拒食により体重低下が進むと月経が停止し、極限まで低体重となることもある。この時期でも本人はいたって元気な様子を見せる事が多い。

 拒食症の無茶喰い・排出型や過食症などでは、短時間に多量の食べ物を摂取する過食行為がみられる。自己誘発嘔吐や下剤乱用などの行為を伴うことも多い。自己誘発嘔吐によって、カリウムなどの電解質が失われ不整脈を呈する場合や、食道-胃接合部が裂けて出血することもある。また自己誘発嘔吐を繰り返すことにより、咽頭に爪による潰瘍を生じたり、利き手の指や手の甲に胼胝(タコ)ができたり(いわゆる“吐きダコ”)こともある。摂食障害の存在を周囲に隠したいため、人前では食品を食べてみせ、直後にトイレに行き、食べたものを全て吐くといった行動をとるクライアントもいる。
 摂食行動以外にも、抑うつ症状、自傷行為、アルコール乱用などの精神症状を合併することも多い。
 内科的疾患(電解質異常による不整脈、栄養失調による感染症や貧血、脳萎縮、骨粗鬆症など、過食による肥満や糖尿病など)を併発することもある。

■原因

摂食障害になる心理学的背景として以下のような説がある。
(1) 2〜5歳児期の人格基礎形成期に欲求5段階の安全安心の欲求、愛情や所属の欲求が満たされず、間脳視床下部食欲中枢に障害が起きているという説
(2) 対人関係の恐怖からの代償行動説
(3) 「女性性の拒否」による代償行動説
(4) 肥満への恐怖からのダイエット・ハイ説
(5) ストレス説(結婚生活のストレスや人間関係含む)
(6) 遺伝説

■対処

拒食と過食は周期的に繰り返される場合が多く、精神科・心療内科などの対応や心理カウンセラーの心理的なカウンセリングを受けることが有効であることもある。 拒食や過食の食行動異常が注目されやすいが、その背景にある心の問題を解決しないと摂食障害は完全に良くならないこともある。 家族間の協力が必要。 またクライアント自身が様々な対処を拒むことが多いのもこの病の特徴である。

(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
 この引用にもあるように、原因としては様々なようですが、精神的な部分が多くの原因を占めています。特に幼少期の心の傷や親子関係、家庭での満たされない愛情の問題などがよく原因だとされています。
 そのようなことから、病院などでの対応とともにカウンセリングや心理療法を併用して快方に向かっていくケースが多くなっています。 そこで大事になってくるのが家族の協力であることは言うまでもありません。

 あまり一人で悩まずに、まずはご家族や友人・カウンセラーなどに相談することをお薦めいたします。多くの方が同じように苦しんでおられます。あなただけではないのです。 今そこにある問題、そしてその解決を人に頼るということは、特にわがままなことでもないし、恥じることでもありません。あなたが一生懸命頑張って生きてきた結果なのです。一人で悩まずまずはご相談ください。

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